十勝・標津2005

ついに、そしてやっとこの目で見ることができた旧士幌線・タウシュベツ川橋梁跡

　【はじめに】

　2005年夏。　日差しが強く、一歩日なたに出ると、相当な日焼けをした2005年夏の北海道。その暑いコンディションの下、私は今年も「街と鉄道」毎夏恒例となっている北海道シリーズを作る為の旅をしました。今から、今夏の北海道で私が目にしたものを記事として展開していきます。

　今夏の北海道でも毎年と同じように、私自身の記憶に強い印象として残る出来事、発見がいくつもありました。もちろんそれらすべてをここで書き綴ることは難しく、また、ストーリーを展開していく上でも、すべての出来事、発見を記事に入れ込むことは不可能ですから、その点、相応に編集を加えた記事にしていきます。

　今夏の北海道での私自身の実際の行程は、新千歳空港からまず日高にむかい、その後、十勝を経由して最終的に中標津空港から羽田空港へ戻る、というものでした。そういう行程であったからこそ、今夏北海道入りする前はちょうど5年ぶりに訪れたのを最後に、訪れてこなかった日高エリアを、今夏の「街と鉄道・北海道シリーズ」の話の導入部に用いるつもりでした。しかし、道内でいろいろとものを見ている間に、今述べた考えを変えざるを得なくなりました。最終的に、今回の記事の構成は以下のリストとなり、日高エリアについてはコーナーの最後で扱う、等を決定しました。今から始まる「街と鉄道・北海道2005夏シリーズ」は、十勝エリアを話の前半から大きく扱い、終盤にはこれまた今回印象的な探訪となった標津・中標津エリアを扱っていきます。

　それでは、今回も道中比較的天候に恵まれ、一度も傘を使うことがなかった「2005夏の北海道」をお楽しみ下さい。


1.	士幌線(2)　[廃線]
2.	北海道拓殖鉄道　[廃線]
3.	北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線　[廃止予定線]
-	coffee break　[鉄道記念館＆軍事廃墟]
4.	尺別鉄道　[廃線]
5.	標津線(2)　[廃線]
6.	根北線　[廃線＆未成線]
7.	日高エリア　[その他]

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