- ユニークな路面電車 -

名古屋市電・下之一色線

八幡西通(佐屋街道)：東海道新幹線(手前)と東臨港線(奥)ガードをくぐった「下之一色線」

【まえがき】

かつて、全国の大都市を走りつづけた路面電車。多くの人は路面電車というと、ビルの谷間を、車よりゆっくり？走っていた姿を思い出すでしょう。

しかし、名古屋には水田地帯や漁村地帯を走り抜ける素敵な路面電車が存在しました。
その名は「下之一色線」。
名古屋西部の「田舎」を、S40年代まで走り続けました。

下之一色線は、単線であること、全国に先駆けて、ワンマン化を実施したこと等々、いろいろな意味で、「実験路線」的な要素も持っていました。

今回は、この一風変った、路線を紹介したいと思います。

1.下之一色線の歴史
2.廃線後の街の様子
3.下之一色線コラム(斎藤洋さんからのメール)

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