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【11月中旬、旭川の旭山動物園へ】 今や、メディアで「元気な北海道」の象徴的存在として扱われている旭川の旭山動物園。 この11月、なぜか？旭川往復の超割航空券を入手済だった私は、旭川を訪れるや、夏に続いて旭山動物園を訪れることにしました。11月初旬から冬期開園期間に入り、夏とは違う顔を見せるはずの園内。11月中旬ということで、残念ながら今回は「雪の中の動物園」を体感することが出来ませんでしたが、せっかく旭川入りしたのだから、動物園の様子を覗きに行ってきました。 冬期の旭山動物園の開園時間は、午前11時から午後2時までの3時間。かなり短い開園時間ですが、気温、そして北国特有の日暮れの早さを考えればそれは仕方がないこと。11時まで間があいてしまう関係で、私は「街と鉄道」にとってこだわりの鉄道路線の1つであるJR飯田線敷設に大きく貢献した アイヌ酋長であり鉄道測量士でもあった川村カ子ト氏が設立した 川村カ子ト アイヌ記念館 に寄ることにしていました。記念館は朝9時開館のはず、旭川駅前の1条通8丁目バス停から あさでんバスで予定通り記念館に9時前に到着したものの… 記念館は事情により臨時休館。 怒る気にもなれず、20分ほどして折り返してきたバスに再乗車、旭川駅方面へ戻ることにしました。 この、カ子ト記念館臨時休館は、旭山動物園到着が早くなるという面ではありがたい結果になりました。実際、この日の私の行動スケジュールを考えると、カ子ト記念館をまともに見学した場合、旭川駅経由で旭山動物園に開園時間の11時に到着することは難しかった。それが、記念館で使う予定だった1時間がなくなったことで、私は動物園に開園20分ほど前に到着できました。 しかし、なんともすごいもので、開園までまだ20分もあるというのに既に正門前の入場券売場は長蛇の列。ありゃりゃ… 仕方ない。列に並ぶのもいやなのでのんびり入園しようかと、私は正門前から少し離れた場所で交通整理をされていたおじさんと世間話を始めました。するとおじさん、すごくいいことを教えてくれました。 「これまでは冬は正門しか開けなかったが、今年からは冬も西門を開けることになった」 こりゃ いいこと聞いた。正門から西門までなんて、たかだか200m。おじさんにお礼を言い、すぐに私は西門へ向かうと… やった、一番乗り。これで11時の開門後、すぐに入園できることになりました。 【一番乗りで入園、まずはペンギンの "もぐもぐタイム" 見学へ】 11時前に動物園前に到着でき、しかも、おじさんのおかげで園内へ一番乗りできたおかげで、開園後すぐに始まる ペンギンの "もぐもぐタイム" を、私は最前列で見ることができることになりました。  ユーモラスな顔立ちのイワトビペンギン。某整髪用品のキャラクターにも使われたイワトビペンギン。このイワトビペンギン君が目の前にいる場所に私は立ちました。  可愛いというか、マンガというか…  イワトビペンギンに比べてちょっぴり目立ちたがり屋の性格で、常に見学者に近い側に立つキングペンギン。イワトビペンギンが仲良くしている前をキングペンギンが… しかし既にぺんぎん館前には多くの人が集まり、私は身動きが取れない状態。とりあえず最前列に立っていられることを喜ばないとね。  キングペンギン君に前方を占領され、撮影は難しかったですが、相応にイワトビペンギン君の撮影が出来ました。しかし、彼ら、もぐもぐタイムでもちっとも食べないのね…
こりゃ、いいおっさんでも充分に楽しめます！ |
フンボルトペンギン・ジェンツーペンギンを眺める