海が見える山・雨乞山
(愛知県渥美町)
【渥美線未成線沿線の雨乞山へ挑む】
ここ最近、私は日ごろの運動不足解消をかねて、意識的に山登りに出かけるようにしています。山登りは汗をかけるし、山頂そして山頂へ至る道中のよい眺めで心も和む。ですからせっかくの休みに家の中でゴロゴロしているよりは、絶対に山登りにでも出たほうがよいですね。
と言うことで、2003年の夏の終わりから、時間を作っては出かけた山登りですが、ここのところの私のこだわりの1つである「山頂から海が見たい」は捨てることなく、今回ここで扱う雨乞山へも足をのばしました。
その雨乞山。愛知県東部の渥美半島にあります。 "渥美半島の山"、そう、既にこのコーナーで紹介した 大山のお隣が雨乞山なのです。雨乞山の立地がわかったところで、さぁ登りに行きましょう。
渥美半島の雨乞山に行くために、いつものように私は豊橋鉄道渥美線で三河田原へ向かいました。
豊橋鉄道渥美線・三河田原駅
以前と変わらず、なかなかきれいな"白"が維持されていた三河田原駅舎。ここから豊鉄バスに乗り換えです。雨乞山は三河湾沿いといってよい立地ですから、夢破れて鉄道になれなかった未成線地域に沿って走るバス路線です。その未成線沿線、石神バス停で下車、雨乞山へと向かいました。
渥美線未成線沿線からの雨乞山全景
バスを下り、少し歩くと雨乞山が姿を現しました。
石神バス停から雨乞山へ至る道中、三河湾を眺める
雨乞山登山口の表示板があるところから、スリッピーな道で一気に高度を上げます。振り返れば、もうすでに三河湾を目にすることができました。
雨乞山の山頂
三河湾を目にすることができるようになってから、それほど時間もかかることなく標高237mの山頂に到着です。
雨乞山々頂から三河湾を望む
私が雨乞山に登った日、風が非常に強くて周囲360度さえぎる物がない山頂では、立っているのも大変なほどでした。しかし、風が強ければ雲は吹き飛ぶ。と言うことは、素敵な眺めが得られたのでした。
雨乞山々頂から渥美半島先端の火力発電所を望む
渥美半島先端の火力発電所が見えました。そして、渥美半島最高峰の大山…
雨乞山々頂から渥美半島最高峰・大山を望む
完全な逆光で非常に難しい写真になりましたが、大山、そして大山の山頂にある携帯電話の基地局をしっかり目にすることができました。しかし残念ながら、大山の向こうの遠州灘はほとんど見ることが出来ませんでした。
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