恐山

―　2. 恐山　―- 霊場 -

　　　【どうしても訪れたかった恐山】

　大畑から下北半島そして本州最北端の大間崎を目指す前に立ち寄りたい場所がありました。その場所は恐山。
　たどり着いた恐山。入山時に渡されるパンフレットには、以下の文字が躍っていました。

　"山川大地まさに霊山なりと定めし所がここ恐山である"

六大地蔵

　入山する際、まず初めに目にする六大地蔵。こんなものを目にすると、恐山を訪れた誰もが、「なんかすごいところに来てしまったな」と感じてしまうのです。

　今を遡ること1200年前に開山、荒涼たる風景につつまれた恐山。とにかくここには今なお異次元の世界が広がっています。

　山門へ

　山門をくぐると、さらに深い世界に入りました。地蔵殿裏手からの　恐山を代表する眺めをご覧下さい。

本尊安置地蔵殿裏手からの展望、写真奥は宇曽利湖

　各種旅行ガイドでも目にするアングルからの眺め。私もやっと自分の目で見ることが出来ました。既に、体全体が硫黄のにおいに蝕まれながら…

　この後、私はゆっくりゆっくり時間をかけて、この異次元の世界に触れていきました。私が初めて見た恐山は、なんとも凄い世界です、でした…

恐山で私が目にした風景

　10年、20年した後、私は再び恐山を訪れるでしょう。その時も恐山は今のままの世界を見せてくれるはず。ここは必ず再訪します。