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【強烈な逆風の下、出発地の香深港へ戻るべくペダルを踏む】 礼文の典型的民家・昆布干し(シラス干し？)エリア 
このあたりから、身体が急に言うことを効かなくなりだしました。と言うか、やっとある大事なことに気がつきました。それは「風向き」。実はこの日、礼文島ではずっと強い南風が吹いていました。この状況下、私は礼文島最北端のスコトン岬を目指したのです。「おぉ、結構楽ちん」などと思っていたのは大きな間違いでした。この間違いに気づいた私は、危ないものを感じ、まっすぐレンタサイクルの起点・香深に早い段階で戻ることにしました。「香深に戻った段階でまだ余力があれば、香深周辺をまわればよい…」私はせっかくスコトン岬まで行ったにも関わらず、峠越えとなる"澄海岬"行きを断念しました。私はまず船泊まで戻りました。 船泊の礼文神社
 船泊での休憩後、急勾配を避けるべく取った金田ノ岬周りのルート選択。しかしこの選択は距離は長いは物凄い逆風にあおられるは… 金田ノ岬周りを選択したことで私は大きく体力をロスしました。 この後、香深へ戻る道中の写真はありません。と言うか写真を取るだけの体力的な余裕がありませんでした… 途中、ペダルを懸命に踏み、また、あまりに逆風が強い時は自転車をおりて自転車を押しながら香深を目指しました。大学生風の女性2人にあっさり追い抜かれてしまいましたが、この2人はあの逆風の中、すごいペースで香深へ向かっていました。私と同じようなママチャリなのにね… とりあえず、フェリー出航前に香深に帰り着くことが出来ました。当然、香深周辺をまわる気力も体力も残っていませんでした。 結論：礼文島日帰りは無理だ！   |
5. 築別炭鉱線(羽幌炭礦鉄道)(2) へ
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