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【家庭用石炭の運搬線・日曹鉄道】 "低カロリー"の石炭は、それはそれで使い道があった。家庭用石炭とするに、高カロリーの石炭は危なくて使えない。そう、この地域でも石炭を掘っていたんですよね。 日曹鉄道線路沿いの豊富自然公園
宗谷本線・豊富駅へと日曹炭鉱から搬出される家庭用石炭を運んでいた日曹鉄道。この路線の廃線跡の遺構を探す気力はゼロでしたが、かつて日曹炭鉱という名の炭鉱が存在したことを実感する為に、当地へも足をのばしました。とりあえず、豊富の自然公園を訪れる。ここは日曹鉄道が通っていた場所であり、また日曹鉄道で活躍した9600形の蒸気機関車も置かれているとの情報からによる訪問でした。確かに、線路跡を利用したサイクリングロードは今でも存在していました。しかし9600は??? 現在の豊富自然公園の9600形の姿 
あらあら… 9600形は、車輪1つしかありませんでした。残念。
9600を見られず、残念な気持ちで線路跡に沿って日曹炭鉱へと向かいました。 途中、豊富温泉街を抜け、かつての本町一区に建つ 日曹炭鉱跡地之碑 が近づいてきました。  こんなところにも炭鉱があったんですね… 上写真の碑のすぐ横には "昭和28年ごろの炭鉱坑外図" なる案内板も建てられており、炭坑、学校、住宅、郵便局、商店、そしてもちろん日曹鉄道の配置が示されていました。("日曹手塩小唄"の歌詞も有り) この案内板は、日曹炭坑の様子が相応にわかる貴重な資料であり、これからもここを訪れた者が目にすることができるよう、しっかり手入れをしていくことを強く希望します。 |
3.興浜北線 へ
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