札幌市街地

　【2011年夏、札幌市街地の旅。まずは、地下鉄東西線で西側の終着駅。宮の沢駅へ行ってみます】

　札幌市街地の旅。今回の私の実際の旅の行程とは順番が異なりますが、まずは、地下鉄東西線沿線、東西線のぶらり旅、という感じで、東西線・西側の終着、宮の沢から話を始めます。

　宮の沢。

　多くの人が、「宮の沢？　あぁ、白い恋人パークね？」と答えるのでしょう。私も以前とは違い、この種の観光名所に意識的に背を向けるようなことはしなくなりましたから、「行ったことがない」わけで、積極的に足をのばしました。

　チョコレート・白い恋人の知名度は高い。
　石屋製菓運営・お菓子の博物館「白い恋人パーク」

石屋製菓運営・お菓子の博物館「白い恋人パーク」

　チョコレート・白い恋人の石屋製菓が運営するお菓子の博物館「白い恋人パーク」。
　中から外から、無料ゾーン、無料エリアを中心に、見てまわりました。

　石屋製菓運営・お菓子の博物館「白い恋人パーク」

ちょうど正午。こんなアトラクションがあります

　しかし、この日午前中、白い恋人パークの敷地内で、私がもっとも長く時間を使ったのはここでした。

白い恋人パーク内。Jリーグ・コンサドーレ札幌練習場

Jリーグ・コンサドーレ札幌練習場にて

　白い恋人パーク内にある、サッカーJリーグ2部・コンサドーレ札幌の練習場。もちろん、白い恋人パーク内にコンサドーレの練習場があることは知っていましたが、この日はサッカー抜きでの観光のはずでしたので、コンサドーレの練習日程など調べもせずに来ました。しかし、覗いてみると、トップチームの練習がまさに行われていました。(実際、本当に偶然にもちょうど練習が始まった直後くらいの私の到着だったようです)
　結局この日、白い恋人パークでの時間の多くを、こちらのサッカー練習場で過ごすことになりました。練習を見ていた私の感想。一言で言うと「これは河合さんのチームだね。チームとして、河合さんに賭けるんだね」。
　フォーメーション練習の前半、そして後半。また練習を一時的に止め、各種確認を行う際も、円陣の様子を見ていて、どう見ても「河合さんが中心」。フォーメーション練習の前後半とは、何のことはない、前半は河合さんを最終ラインに配置しての練習。後半は河合さんをボランチ(最終ラインの一列前)に配置しての練習(前後半の順序が逆だったかもしれない)。「あぁ、このチームは河合さんでまわっている。河合さんに賭けるんだな」

　今シーズンから横浜マリノスを離れ、J1リーグ再々々昇格を目指すコンサドーレ札幌の切り札として迎えられた河合竜二選手。チーム加入からすぐにチームキャプテンとなり、チームを動かす存在になった河合さん。もちろんこのやり方は「河合さんが壊れた時のリスク管理は？」にもなりますが、これほどまでに自身に賭けてもらえるのは、間違いなく「やりがい」になりますよね。

　実際、私が練習場を訪れた日、J1再々々昇格が射程圏に入りつつあった中での練習。そして今、この文章を書いている段階では、J1再々々昇格圏内に入ったコンサドーレ。チーム経営は厳しいとの報道もありますが、だからこそ、札幌の地からの再々々昇格を期待しています。

地下鉄東西線で円山公園へと移動