戸井線～恵山

【恵山へ】

汐首で何とも惨いアーチを見させられた私は、鉄道のことなど忘れてしまえとばかりに戸井町をぬけて恵山町へと入りました。恵山町地内で椴法華村へ小さな峠越えをする国道278号を離れ、海岸線の狭い道路に入りました。

そして、恵山の展望台の駐車場を目指しました。

恵山展望台より

恵山展望台に到着。
ここでは写真撮影に少し時間を割こうかと考え、リュックの中から三脚を取り出しました。いろいろな方角の写真を撮ってみて…
結局、すべてフィルムのムダになったけれど。(^_^;)

恵山展望台から汐首岬方面を望む

この程度の写真なら、三脚なんか必要なかったですね。

しかしまだ帰るわけにはいかないです。いや、これからが本番です。まだ恵山に到着したわけではないですから。これから、恵山の散策コースを歩きに行きます。

恵山展望台から恵山を望む

私は、恵山の散策コースへと向かいました。
本当はここまで来たら、標高618mの山頂を目指したかったのですが、山頂への道は砂が深く、普通の運動靴を履いていた私にはちょっと厳しいように思えました。
仕方なく、私は1周30分程度の "お約束" の恵山散策コースだけで我慢することにしました。またいつか、恵山には必ず来ますから、その時には靴を含む装備をしっかり準備して山頂にチャレンジします。それでも今回、こんな素敵な眺めを目にすることができました。



恵山散策コースにて(1)


恵山散策コースにて(2)											恵山散策コースにて(3)

ちょっぴり硫黄の臭いが強い恵山ですが、ここは何度でも来たくなる場所ですね。また来ますよ。

そして私は下山、恵山岬へ向かうために国道278号に戻り、椴法華村へ入りました。現在でも海岸沿いの道路は開通しておらず、海岸沿いを恵山岬へと進むことはできないのですから。

恵山岬

やっとたどり着いた恵山岬。なにか、芝生でゴロッとしたくなるような気分でした。(実際、ゴロッとしました)
そして、かわいらしいスラッとした白亜の灯台は、青い海を見つめていました。

恵山岬灯台

こんなによい天気の下、のんびりしない手は無い。私は早朝に函館駅で調達したお弁当をリュックの中から取り出し、今通ってくることができなかった、道路の無い恵山町-椴法華村境の断崖を眺めながらお昼御飯を戴きました。

恵山町-椴法華村境の断崖

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