JR深名線(2)
― 幌加内町地内 ―
北母子里駅跡
【北母子里駅】
朱鞠内湖北東、日本一気温の下がる北母子里駅周辺。日本国内でもマイナス40℃以下を記録する北母子里駅周辺。根室本線・茂尻駅と区別するため、「北」を冠した北母子里駅。駅遠景が素晴らしく絵になった北母子里駅。…
そして今、北母子里駅跡には、寂しくホームが残っていました。
みずほパーキングからの展望
【雨竜川水系から天塩川水系へ】
北母子里を過ぎると、深名線は峠越えをして、天塩川水系、道北の大都会・名寄へ入っていきます。
しかし、厳しい峠です。「街と鉄道」では、道道名寄遠別線 みずほパーキングから望む名寄方面をご覧頂き、深名線の苦労を忍んでいただきましょう。
名寄駅
【名寄】
1999年夏。ここ 名寄に来るために、行程が大きく変わった「道央'99」の旅。昨年1998年も、私がまったく同じ季節に訪れた街、名寄は、今年はまったく違う顔を見せてくれました。
何が違うかと言えば、「とにかく暑かったこと」。
昨年1998年夏、私は、長袖のゴアテックスを着て、名寄の街を歩きました。これは、その日異常発生した羽アリの大群に悩まされたこともありましたが、ゴアテックスを着たくなるような天候だったのです。それが…
1999年夏、北海道全体が、「日本で一番暑い島」になっていました。とにかく暑かった。寒暖計は、毎日、平気で36℃を指し、私自身も日焼けのせいで、顔も腕も真っ赤でヒリヒリ痛かった。この状況で、昨年同様、ゴアテックスなんか着ようものなら、脱水症状を引き起こしかねなかった。汗だくで、やっとたどりついた名寄の駅。しかしそこは、昨年1998年と同じ「顔」をしていました…
私自身、色々な思いを持ってやってきた、1999年の名寄。とにもかくにも、私は無事、名寄入りを果したのです。
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