秋の吉野
【吉野神宮へ】
吉野神宮方面へ下りる道すがら、こんなものが目に入ってきます。
村上義光の墓 (2000.10.15撮影)
吉野は、各時代に深い歴史を刻んでおり、その多くが悲しい歴史となっています。
その一つの象徴として、村上義光の墓が、今も道の片隅に残っているのだと思っています。
その村上義光の墓の前を過ぎて、急坂を下りつづけると、吉野神宮にたどり着きました。
雨に煙る吉野神宮 (2000.10.15撮影)
吉野神宮から近鉄・吉野神宮駅までは、一歩きしないといけない距離があります。
しかし、あまりノンビリしてはいられません。急がないと、私が乗るべき電車が行ってしまう…
なんとか時間通りにたどり着いた吉野神宮駅。私が吉野神宮駅にたどり着くと、すぐに来ました。私が乗るべき特急電車、近鉄26000系・さくらライナーが。
近鉄吉野線の現在の顔である、さくらライナー。
これまで「街と鉄道」では吉野線特急として、16000系車輛の話ばかりしてきましたが、次回以降の「街と鉄道・吉野シリーズ」で、26000系・さくらライナーの話を扱いましょうか。乗り心地のよい26000系ですから、現代の吉野の顔になれるでしょう…
吉野神宮駅に入ってきた、大阪阿部野橋行特急26000系・さくらライナー (2000.10.15撮影)
吉野川をさかのぼる