第25日・日永駅～亀山駅

三重県四日市市～三重県亀山市

【亀山、関を目指し、淡々と進む】

日永駅から始まる今日の歩きの前半は、前の日と同様に内部線との旅となります。しかし今日も最初から内部線の写真では、さすがに飽きてきますから、ちょっと違う写真からいきましょう。

晴天下の日永の追分

左の写真は、日永の追分です。日永の追分は、東海道と伊勢へ向かう道の追分です。伊勢、についてはいまさら説明するまでもないでしょう。多分、伊勢について、私なんかより、このページを読んでくださっている方のほうが詳しいのではと思います。

それより、左写真で気がつくこと、それは…

やったね。久々の好天！
名鉄神宮前駅を出発して以降、雨ばかりだったので、本当に嬉しいです。

こうなると、やっぱり電車の写真が撮りたくなる… (^_^;)
ということで、日永の追分からほど近い、追分駅で一枚撮ってみました。

近鉄内部線・追分駅停車中の超狭軌電車

しかし、追分駅を過ぎると、あたりはだいぶ寂しくなり、内部線終着の内部駅に着く頃には、もっと寂しさが増します。それは、民家が少し減ることもあるのでしょうが、それより、内部駅から先、旧東海道はしばらく鉄道、特に近鉄とお別れしてしまうからでしょう。そんな寂しさに包まれながら、内部駅の写真を撮りました。

近鉄内部線の終着、内部駅

内部駅で写真を撮り終え、駅を離れた私は、わずかに歩いて内部川に来ただけで立ち止まり、もう1枚いきました。好天下の歩きは、本当に気持ちがいいんでね。

内部川上からの展望

天気がいいのは、気分最高。しかし、調子に乗りすぎると…
この直後、私は大きく道を間違えてしまい、だいぶ時間をロスしていまいました。
それでもあまり気にすることもない。特に、しっかりリュックサックの中に、来る時に駅(近鉄名古屋)で買ってきたおいしそうなお弁当があったので、本当に些細なことは気にならなくなります。

今、間違って歩いた道を引き返し、本来歩くべき旧東海道を再び進み始めました。
そして、かつての東海道の宿で言えば、石薬師の街へと入りました。市街地を抜けると、立派な石薬師寺が待っていますから、石薬師寺まで進んで、待望のお昼御飯(前述のお弁当)です。

石薬師寺

この日、私はお昼御飯後の休憩を、いつもより長く取りました。ポカポカ陽気で、動いていなくても全然寒くなく、お空は真っ青。そりゃ、長くのんびりしていたくもなるものです。

しかし、出発しなければいけない時間が来る。

そして始まった午後の歩きも、最高でした。石薬師を過ぎると、さらに素敵な景色が広がり、まったく疲れを感じずに進んでいきます。

旧東海道、鈴鹿川付近の展望

そして再び、鉄道の姿を目に