第19日・国府駅〜東岡崎駅

【名鉄・名古屋本線とともに進む】

国府駅から、旧東海道はなかなか雰囲気のある道へと入っていきます。そして私は、音羽川まで進みました。

音羽川
音羽川の橋の上から写真を撮る際、橋の欄干をアングルに入れたほうがよいと感じらた私は、左のような写真を撮ってみました。
そして音羽川を渡ると、御油の松並木が待っています。

御油の松並木。私は何回となくここを訪れています。その理由は、御油の松並木が「宮路山」にほど近いからです。
宮路山は、標高は361mとそれほどでもないのですが、山頂からの三河湾、そして渥美半島の眺めが素晴らしい山です。名鉄・名電赤坂駅から簡単にアクセスできる上、比較的簡単に登れることもあって、愛知県内では指折りのワンデーハイキング対象の山です。小さな子供たちからご年配の方まで、多くの登山者を宮路山では見かけます。
そして私も、ときどき宮路山に登ります。何度見ても飽きない山頂からの展望。そして登りやすい山であることから、私自身、忙しくて長い期間にわたり山登りができなかった時に、ブランクを取り戻すためのトレーニング代わりに宮路山に来るのです。
この素敵な宮路山については、今後、「街と鉄道」の他企画で大々的に扱うことにして、ここでは先へ進みます。そのかわり、私が宮路山に登ったとき、帰り際に立ち寄って撮った「御油の松並木」をご覧頂きましょう。それが右の写真です。

それにしても、なぜ宮路山登山の帰りに必ずといってよいほど御油の松並木に立ち寄るのか、を説明しないといけないでしょう。実は、最寄りの名電赤坂駅は、上下とも毎時2本しか電車が停まらないのです。名古屋本線だと言うのに… よって、私は時間調整のために、何度となく御油の松並木に来るのです。あまり喜ばしい理由ではありませんね。

御油の松並木

そしてここから先しばらくは、名鉄三昧と言っていいほど、名鉄・名古屋本線の線路沿いを歩きました。

名鉄・名古屋本線、本宿〜名電山中 間を行く
現役の名鉄車輛の写真を撮りたければ、どこででも撮ることが出来る地域ですから、歩くことが目的ではなく撮鉄が目的でここに来たときには、本当に充実した時間を過ごすことができるでしょう。

しかし、今日の私は…

とりあえず、名鉄の顔・パノラマカーをアップで撮って、先へ進みます。

名電山中駅を通過する急行電車

岡崎市街をめざして