広尾線

― 広尾～幸福～愛国～帯広 ―

【駅跡の交通公園まで消える予定の忠類は…】

各種廃線関係文献で、廃駅跡の交通公園が取り壊されることをアナウンスされている忠類駅跡。現在、当地域で「駅はどこですか？」と聞けば、国道236号沿いの道の駅忠類への道順を教えられてしまうのですから、廃駅跡の交通公園が失くなるのも受け入れなければいけない現実です。

忠類駅跡

車輛から何から、とにかく保存状態の悪い忠類駅跡の交通公園。まるで失くなるのを待つだけにしか見えない、忠類駅跡・交通公園。それでも、駅舎だけは雰囲気を存分に感じさせてくれます。

忠類駅舎

しかし、忠類駅のある忠類村を離れて更別村へ入ると、鉄道公園などとは無縁のモニュメントが、虚しく建っていました。


上更別駅跡碑	更別駅跡碑

青い空に映える、更別村内の広尾線駅跡の碑。それも、次の中札内村の中札内駅まで足を運ぶと、それらしき鉄道記念公園があるのですが、ここで何か言うとしたら、「トイレがきれい」ということでしょうか。まぁ、北海道のこの種の施設では、トイレが立派、というのは多いんですけど…

中札内駅跡の鉄道記念公園

せっかく写真を撮りに来たんだから、右に示したような全体写真でなく、車輛などの設備をもっとアップにした写真を撮りたかったのですが…

結局、撮影を止めました。だって、落書きがすごくて… 残念なことです。

仕方がない、もう行きましょう。すでに中札内まで来ているのですから、良くも悪くも広尾線の代名詞であり、私の中でも特別な存在である「愛国から幸福へ」が私を待っています。

幸福、そして愛国へ