音羽、そして蒲郡

～愛知県東三河地方～

【山頂からの展望はすべてを物語る】

たどり着いた御堂山の山頂は展望ゼロですが、山頂から少し南側に出ると三河湾方面の地形を感じとることができます。

御堂山頂すぐ近くから、三河湾そして西浦半島方面を望む

上に示した御堂山からの展望だけでも、音羽に向けてこんな高さの山が立ちはだかっていることを肌で感じとることができます。

御堂山から先、音羽に向けて尾根道が続きます。つまり蒲郡から音羽方面は小さいとは言え山脈が連なっているわけです。実際この尾根を国坂峠から五井山まで歩けば、山の連なり具合を実感できます。そんな中、五井山へ到達すれば先ほど目にした御堂山からの展望とは異なる高度、角度の眺めを目にすることができます。

五井山頂から三河湾そして西浦半島方面を望む
御堂山からとは異なる高度、角度が楽しい

高度・角度の違いを明らかにするために、五井山からの展望写真も御堂山からの写真と同じ西浦半島(蒲郡市)方面を写したものにしてみました。これら2枚の写真で表現したいのは、当地域が三河湾、西浦から一気に標高300m以上まで高度を上げていることです。西浦方面に向け障害物がほとんどないのですから。
障害がないことにより、五井山頂からは渥美半島方面への展望も開けます。

五井山頂から三河湾そして渥美半島を望む

この地域で三河湾方向を望むとどうしても逆光写真になるのが残念ですが、その点を差し引いても素晴らしい眺めです。充分に地形を感じとることができます。

少し寄り道、別の日に行った遠望峰山からの展望