ニセコ
【初めてのニセコ】
いやぁ、実は私はこれまでニセコに来たことがなかったんですよ。これだけ何回も北海道を訪れてきたにも関わらず、ニセコ周辺はエアポケットのように、「行ったこと無い」エリアとなっていました。一般の北海道観光では、お約束の観光スポットの一つであるニセコ周辺。観光バスでの移動であれば、新千歳空港からも比較的近い為、ニセコ周辺はそれなりの数の団体客が来ているのでしょう。だからなのかな？ 小原は今までニセコに足を向けずに来てしまいました。これはいけない。今回はニセコ周辺の散策もしてきました。
ニセコ神仙沼自然休養林にて
到着時間がそれなりに早かったこともあり、あまり人も多くなく、ゆっくりのんびりできそうでした。と言っても、午前8時は過ぎていたのですが…
神仙沼
静かで良かったですね。休憩所のベンチを独占しても問題なかった、静かな神仙沼。この時間に来て成功でした。
静けさを満喫、私は散策路を歩き、大谷地まで進みました。ちょうど大谷地を見渡せる場所は自動車が通る道沿いで、わざわざ歩いてこなければならない理由はありませんでしたが、歩いてたどり着いたことによる達成感、自己満足でしかありませんが、達成感はありましたね。
大谷地まで歩いてきた私は、そのまま大谷地の中を進み大沼まで行く予定でした。実際、大谷地の中を大沼に向けて途中まで進みましたが、途中で断念。引き返しました。この日の私はいつもの登山靴ではありませんでしたが、それなりの運動靴、この点は大きな問題ではありませんでした。問題は、虫刺されでした。大谷地に入ったあたりから、虫の数が急激に増えたんですね。虫刺されは軽く見がちですが、馬鹿にできないもの。仕方なく私はもと来た道を引き返し、神仙沼まで戻りました。この時点で、神仙沼周辺は結構な数の人になっていました。
大谷地にて
そこで私は今度は神仙沼から長沼方面へと向かいました。長沼方面は比較的人が少なく、静かに歩くことが出来ました。また、長沼そしてその奥のチセヌプリ、と目にすることができた展望もなかなかのものでした。このあたりの話は「散策記」になっていますが、あまり気にせずご覧いただけると幸いです。と言うか、こんなに素敵な場所なんだから、もっと以前から訪れていれば良かったですね。
長沼、そしてチセヌプリ
私は一度 駐車場に戻り、自然休養林とは反対側に位置する展望台にも行ってきました。展望台からは、ニシンの町・岩内、そして積丹半島を目にすることができました。
ニセコ神仙沼自然休養林の展望台にて。岩内、そして積丹半島が見える
少し場所を変えます。と言っても、普段の山登りモード時の私であれば歩いていくこともできる距離ですが、ここでは車を使って移動した為、場所を変えたことにします。
たどり着いたのは、ニセコ湯本温泉 大湯沼。強い硫黄臭につつまれた、なかなか神秘的な大湯沼。ここもニセコを代表する観光スポットの1つです。
ニセコ湯本温泉 大湯沼
次にご覧いただくのは、ニセコ五色温泉郷からの眺め。ここも、山登りモード時であれば「徒歩圏内」と位置づける場所です。雲がかかり、至近距離のイワオヌプリすら見えなかったのは残念でしたが、これもこれで仕方がありません。今回は雨が降らなかっただけでも良しとしたいし、これだけ素敵な眺めの場所、またいつか来ればいいです。
ニセコ五色温泉郷
5.茅沼炭鉱軌道へ進む