名寄本線(2)・遠軽〜湧別／中湧別〜紋別
【遠軽駅を出発、中湧別駅跡そして湧別駅跡へ】
今回、遠軽駅周辺の宿をベース基地とした私は、まずは旧名寄本線沿いを進みました。既にめぼしい名寄本線時代の遺構は消えていますが、それはそれで仕方がないこと。私は一気に中湧別駅跡まで来ました。
中湧別駅跡・鉄道資料館。好天により逆光気味です
その中湧別駅跡は、7年前と変わらぬ姿の鉄道資料館が置かれていましたが、7年前と異なり、資料館奥に出来ていた温泉併設の道の駅・チューリップの湯が建設されていたことで、資料館横にはチューリップの湯 利用者の車がたくさん駐車していました。それと7年前に私が訪れた時との違い、それはこの日の好天。この日の中湧別の日差しは、日焼け対策を忘れるわけにはいかないほどのものでした…
2000年9月、中湧別駅跡・鉄道資料館。この日はかなり涼しかったと記憶しています…
好天の中湧別駅跡・鉄道資料館を裏手から
中湧別では、鉄道資料館が健在だったことを確認できたので安心した私は、そのまま名寄本線の湧別支線の終着だった湧別駅へと向かいました。
湧別支線。歴史をたどれば、"支線"ではなく、遠軽〜中湧別〜湧別こそが敷設時のメイン路線だった、ということに触れることになるわけです。その遠軽〜中湧別〜湧別を結んだのが、このエリアの名寄本線の前身である湧別軌道であり、湧別駅跡の文化センターの前には、湧別軌道株式会社の碑が建てられていました。
名寄本線湧別支線・湧別駅跡。
前身の"湧別軌道株式会社の跡"の碑が建てられていました
いったん中湧別に戻り、旧名寄本線を紋別まで進む