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(沖縄県沖縄市)

【琉球の下町、そしてアメリカンダウンタウンが隣り合う、　やはり"チャンプルー"…】

　先ほどまで、アメリカそのものの世界だったゲートストリートから一歩、隣のアーケード街・一番街へ足を踏み入れると、今度は"沖縄の下町"と呼びたくなる雰囲気が漂う世界が目の前に広がります。

　一番街へ

　もちろん、このアーケード街の中に外国の方が経営される店舗もあるのですが、先ほどゲートストリートで見てきた雰囲気とは明らかに違っています。この時点で私の適応力は限界になったようで、世界の違いがまったく気にならなくなってきました。

　一番街から先、わずかに進むと、またまた異なる空間に足を踏み入れることになります。

中央パークアベニューにて

　通りの名前は"中央パークアベニュー"。地元の方はここを「中央」と略して呼ぶようですが、ここは狭く、自動車は一方通行になっています。やはりこの街では、「レンタカーがあると身動きがとりにくくなる。徒歩が基本」という選択は大正解であることを再認識できました。

中央パークアベニュー(2)

　この日の午後、私は時間の多くを"中央"で過ごしました。お昼ごはんは、"中央"にある BAMBOO CAFE というエスニックフードのお店にて。実は、おやつの時間も同じ BAMBOO CAFE で過ごしました。お昼ごはん、そしておやつを同じお店で頂いたのは、色々な意味でこのお店がよかったからですね。地元の親子さんから、休日を過ごす米軍兵士まで皆がフレンドリーに時間を過ごしていた店内。そして、私が頂いた、ココナッツミルクが強めのタイカレーを含め、エスニックな香りいっぱいのおいしい料理で、心地よい時間を過ごすことができました。　って、心地よかったのは、お昼からビールをジョッキ2杯ほど頂くは、おやつの時間もビールを飲んでいたせいかな？？？　我ながら、まったくいいご身分だよね。(笑)

中央パークアベニュー沿いにあるエスニックフード＆Bar
BAMBOO CAFE

　と言うことでいつものように？？？昼間から飲んだくれていたわけですが、「街と鉄道」ならではの活動もせざるを得ないわけで？？？　BAMBOO CAFEの目の前にあるブースに立ち寄りました。

　御萬人鐵道株式会社

　お昼ごはんを終え、BAMBOO CAFEを出た私が立ち寄ったのは、すぐ目の前にある「うまんちゅ鐵道株式会社」を名乗る、コザの"路面電車を走らせる市民の会"の活動を知らせる展示ブースでした。
　コザで「路面電車を走らせる」活動が展開されているのは、私自身インターネット上でその情報を見たことがありました。以前、検索サイトで戦前に那覇市を走った路面電車の情報を得る為に「路面電車＆沖縄」のようなキーワードを入れた際、本来の検索目的とは異なる、コザの"うまんちゅ鐵道株式会社"という名前に行き着きました。リンクをたどると、「都市再生のために路面電車を走らせよう！」をキャッチフレーズに、沖縄本島南部の糸満から北部の名護までの鉄道路線網の完成を目指す活動であることがわかりました。そう、今回私はコザをぶらりと訪れ、以前にその活動をインターネット上で目にしていた市民団体の活動の様子を現地で直に目にする機会を得ることができたのです。
　"うまんちゅ鐵道株式会社" が作るパンフレットの表紙のことば、「沖縄市に路面電車が走る！！」の実現を、私も心から願っています。

チャーリー多幸寿

　うまんちゅ鐵道株式会社の活動に目を向け、頭をまわしたせいかお腹がすき???、早めのおやつを食べに入ったのが、同じく中央にある　ここも有名なタコス屋さん。　って、ビールをカッポカッポ飲むだけでなく、パクパク食べてもいるってことで困ったもんだね。(笑)

中の町へ