伊豆諸島。 新島・本村集落から北側を歩く
(東京都！)
【本村方面へ戻ります】
新島空港ターミナル
今回 利用する予定はありませんでしたが、新島空港にも寄ってみました。 1日4便程度の飛行機が、東京・調布飛行場との間を飛んでいる。最大19人乗りの小型飛行機。 私自身、この種の小型機に乗ってみたいような、怖いような… まぁ、愛知県内に住む私が、新島に行く際、この飛行機を選ぶことはないでしょうが…
とりあえず、ちょうどよい休憩になりました。そろそろ出発です。
さて、出発するとして、どこに向かうか？ 少し迷いましたが、雲行きがそろそろ怪しくなってきたこともあり、雨が降っても大丈夫なところ、として、新島村博物館を選びました。実際、この博物館行きの選択は成功で、館内を見学している間、ザッと雨が来て、私が見学を終えて外に出る頃には雨が止んでいました。良かった良かった。
新島村博物館・屋外展示
新島村博物館・屋外展示
新島村博物館前からの眺め
博物館内では、島の成り立ち等、じっくり勉強させてもらいました。
さぁそろそろ宿に帰ります。美味しい夕食も待っていることだし…
宿に帰る途中、目にした史跡・原町の井戸
=-+*+-=-+*+-=-+*+-=-+*+-=-+*+-=-+*+-=-+*+-=-+*+-=-+*+-=-+*+-=-+*+-=-+*+-=-+*+-=-+*+-=-+*+-=-+*+-=-+*+-=-+*+-=-+*+-=-+*+-=-+*+-=-+*+-=
次の朝。
「さぁ、今日は大島方面へ帰る午後の船に乗る前に、島の北、若郷の集落を見に行こう。若郷までの移動手段は新島村営バス。1日3本(!!!)の村営バスのダイヤを見ると、午前中、2時間半ほどを若郷で時間を使い、昼前に本村にバスで帰ってこれそうだ」
しかし…
朝食の為に階段を下り、食事部屋に行くと、宿のかたから「今日の船は"早出し"です」、との言葉。
何？ 早出し？ どういう意味？
島の人が何の気なしに使う用語は、我々よそ者が直感的に感じる意味と異なる場合がある。まずは、説明してくれた女性に対し、私から質問、質問、質問…
返ってきた答えは、「早出し ⇒ 船の出発時間が、当初発表の時刻から約2時間半早まる」。
こういうのも、島ならではの世界ですね。その日の朝になって突然、出発を2時間半も平気で早めることが出来る。遅らせる、のではなく、早出し とする。やはり、「感覚の違う」世界がある。色々な意味で素敵です。
そして、彼女はもう一つ重要な情報を発信しました。 「今日の発着港は若郷港」。
早出しで若郷。
こうなると、この日午前中の私の行動を見直さないといけないのか… しかし、まじめに見直す必要もありませんでした。窓の外を見ると、もの凄い雨。傘程度ではどうにもならないレベルの降り。道路の水の溜まりかたも相当なもの。朝食を終えた後は、部屋でテレビを見て過ごすしか選択肢がない。それほどの雨でした。
こうなると、若郷港へのアクセスは、宿の車を利用させて頂くしかない。そう、「若郷歩き」は諦めざるを得ませんでした。それどころか、若郷港での乗船の為に車で送って頂けたのに、港で写真撮影の為に車外に出るのも億劫になるほどの降りが続き、若郷でまともな写真を1枚も撮影できませんでした。まぁ、若郷見物は、次回の新島訪問の際のお楽しみとします。その次回がいつなのかは未定ですが。
若郷港を出港したジェットフォイルの船内から見た眺め
ありがとう新島。また逢う日まで。
3.大島・元町エリア へ進む