伊豆諸島。 新島・本村集落から北側を歩く
(東京都！)
【午後は自転車を借りて、もう少し島内を走ってみます】
昼食後は自転車を借りました。もう少し、本村集落の北からその先に足をのばします。 しかし…
本村集落内の何ヶ所かの電光掲示により、島内もう一つの大きな集落、北部・若郷とを結ぶ主要路である 平成新島トンネルは、歩行者・自転車通行禁止であることは把握出来ていました。それでも、「旧道、もしくは海岸沿いの自動車が通れない道路でもあるんでしょ」と考え、借りた自転車を北へと走らせたのですが…
平成新島トンネルに到着。ここで予定通り、トンネル右手の旧道へと入りました。そのまま旧道を北上するも… あらら、島の北側・若郷へは、道がつながっていませんでした。このあたり、南の本村 と 北の若郷の行き来が、自動車に頼らざるを得ないという、我々よそ者からすると、あれっ と感じる世界。しかし、よそ者は、その島を訪れるからには、その島のやり方に従う義務がある。想像するに、島の人にとっては、「新島・本村」「新島・若郷」「式根島」という括りで、同列のものなのでしょう。新島の両集落から、式根島への移動には「船」という手段を必ず利用する。しかし、"陸続き"という概念は無く、同じ新島島内の本村と若郷の移動にも「車」という手段を必ず利用するものとする。この点に疑い一つ持たない。であれば、本村と若郷を「自転車」で移動できるようにしよう、などという発想自体が出てこないのかもしれない。 これからも「島」を知るために、私は実際に自分の足で島を訪れ続けていきます。
平成新島トンネル南出口の東にある羽伏浦展望台
やむなく、平成新島トンネル南出口脇の旧道沿い、トンネルの東手にある羽伏浦展望台からの眺めを楽しみ、我慢しましょう。
羽伏浦展望台から 新島東岸の南側を見る
羽伏浦展望台から 新島東岸の北側を見る
羽伏浦展望台から 新島東岸の南側を見上げる
羽伏浦展望台から 新島東岸の北側を見上げる
已む無く、しばらく羽伏浦展望台で時間を使った後、自転車で今来た道を引き返すことにしました。若郷へは、明日の新島最終日に足を運びましょうか。
本村方面へ戻ります