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【伊平屋行きフェリー内にて】 伊平屋行きフェリーに乗船した私は、伊平屋までの80分を、前半約40分は雑魚寝の出来る洋室ゾーンで一眠り、後半約40分を座席エリアに座り、進行方向左側(西側・北側)を眺めていました。 この日は私が那覇空港到着時から、いや、那覇行き飛行機の機内にいた時から、素晴らしいお天気。実際、機内から、伊平屋島そして伊是名島の姿をものの見事に目にすることが出来たほどです。残念ながら、機内から伊平屋、伊是名を目に出来た時間帯は既に、機内で電子機器使用を禁じられてしまっていた為、写真に残せなかったことが残念でしたが、晴れ渡った中での伊平屋、伊是名の姿は、今この文章を書きながらでも思い出せるほど見事なものでした。それが… フェリーから見た伊是名の姿。厚い雲が… 
あれれ…機上から見た伊平屋、そして伊是名。いや、那覇空港到着後もあんなに良い天気で汗ばむほどだったのに、伊平屋に到着する20分ほど前、フェリー上から伊是名を目にした頃にはすっかり厚い雲が陽光を遮っていました。 伊是名島内南側、左に掲載した フェリー上から撮影した伊是名島の写真内の左側で目立つ姿を見せる伊是名城跡。なかなか格好良い姿ですが、これだけ船上からもきれいに見える伊是名島について、この伊平屋島行きフェリーではまったく紹介無し。それどころか、意図的に無視しているのでは？ とさえ感じられる。これはなんなのだろう？ そう言えば、昨年訪れた伊是名島内でも、お隣の伊平屋に関する紹介をまったくと言ってよいほど見なかった。これは何？ 今回の伊平屋で過ごす時間で、少し意識して「お隣の伊是名を、伊平屋島内ではどのように扱っているのか」を見たほうが良さそうだ… そして15分ほどして、船は伊平屋島へと到着しました。 到着してびっくり。路面がかなり濡れていました。「本島はあんなに天気が良かったのに、ここは雨だったんだ。やっぱり、ここは沖縄本島とは別の世界なんだよね」と改めて感じましたね。 到着した伊平屋村ポートターミナル。手前の路面はまだ濡れていました
定刻の16:20に伊平屋港到着。私はポートターミナル内部をひとしきり確認した後、すぐにこの日から2泊する予定の宿へと徒歩で向かいました。既に宿には私が運天に到着した段階で、「予定通りに運天まで到着しました。必ずそちらに伺いますよ。港への迎えは遠慮させて頂きます」と電話で連絡済でしたから、後は宿までテクテク歩くだけでした。  宿泊予定の宿に到着 (我喜屋地区) 
で、港から宿までは歩いても10分かかるかどうか、といった距離。部屋に入った私はすぐにリュックの中の荷物を出し、直後からの散策に必要なものだけをリュックに詰めなおし、集落散策へと出かけました。今回の伊平屋への旅では、意識して荷物を少なくして、持ってきたのはリュック1個だけ。飛行機搭乗時に預ける必要の無いサイズまで荷物を減らした為、残った1個のリュックには今回の旅で使用するアイテムが全て入っており、まずは散策に不要なものを減らす作業をやりました。まあ、荷物1個だったおかげで、那覇空港到着から時間ロス無く、11:20過ぎにはレンタカーに乗っていたわけで、「荷物を減らす」ことは皆様にもお勧めします。ただし、「荷物を預けない」がために、機内にばかでかい荷物を持ち込むのはひんしゅくですから、皆様も気をつけましょう。得意気にキャスタ付きバッグを機内に持ち込み、機内の荷物収納ゾーンに入らない、と騒ぐのは本当にみっともないことです。日頃の不満を少しぶちまけましたが、話を本筋に戻すと、散策に出た16時台後半の我喜屋地区の集落は、本当に静かでした。嫌味の無い静けさ、とでもいうべき様子は、愛知県からわざわざこの地まで相当な時間を費やしてまで訪れた価値を私に見せつけてくれました。 それでは、日没前までブラブラ歩いた私が、我喜屋集落とその周辺で撮影した写真を皆様にご覧頂きたいと思います。        我喜屋集落から20分ほど歩いてたどり着いた島の北側の海岸線。だいぶ暗くなってきたとはいえ、上の写真くらいのサイズ＆解像度だと、なかなか雰囲気があります。 しかし、よく見ると、海岸には数多くのペットボトル等のごみ。しかも、その多くが、ハングル や 現在日本で使用されているものとは異なる簡略漢字 のもの… さすがにこれはコメントをつけざるを得ない有り様でした。 ひとしきり散策を終えた私は、日没前に宿へと戻りました。 翌日は自転車を借りて島を巡る予定であり、体調を整える為にも早めに宿に戻りましょう。今日は朝も早かったわけですから。 |
翌日、自転車を借りて島内めぐり