 札幌の路面電車の電停から一歩きでロープウェイの乗り口へ、ロープウェイからリフトを乗り継いでたどり着く藻岩山の展望台。 標高537mの山頂に作られた展望台からは、札幌市街地が一望できます。特に、標高が500mを超えていることから、すすきの、そして札幌駅方面が障害物なく目にすることが出来ます。もちろん、徒歩で下から歩くもよし。交通アクセスが良いことも手伝い、シーズンともなると、展望台には多くの人が足を運びます。 展望台には大きなお土産物屋、そして売店があります。その売店で、この時の私が購入したものは、羊乳。200mlで400円だったように記憶しています。ちょっと臭いはありますが、羊乳も美味しかったですね。ヒツジさんのお乳とヤギさんのお乳を混同している方も多く見受けられますが、全然違いますよね。ヒツジさんはお肉も美味しいし、お乳も美味しいことをここで確認できた。一方、ヤギさんは、なかなかの… 私自身、沖縄に行くと時々口にするヤギさんですが、ヤギさんはなかなかの強敵(という表現が良いと思う)。ヤギさんは「ケモノくさい」という表現がぴったりなんですよね。世間には、「ヒツジ肉は臭うのでダメ」という人もある割合でいる。私からすれば、ヒツジは臭いも無く美味しい、と思えます。しかし、そんな私からしても、ヤギにはかなりの臭いを感じます。ヤギのさしみ、ヤギの血の炒め物、ヤギ汁等、口にしてみると、どれもかなりのケモノ臭さがあります。それでも私自身、ビールがあれば、ヤギさんも抵抗無く食べることができるようにまでなったので、自身を褒めていいのか何だか… 私自身はなんだかんだ言っても食べられるのですが、ヤギさんに関しては正直なことも書かないといけない。かつての人気アニメーション、アルプスの少女ハイジ から受ける印象だからでしょうか、ヤギに対する我々の印象は正しくないように思います。はっきり言って、ヤギを食べられない、飲めない人の数はかなりの数になると思いますね。 話がヤギに反れてしまいましたが、もう一度、話をヒツジ、羊乳に戻しましょう。藻岩山の展望台で頂いた羊乳。ビンの裏側に記載されている生産者名を確認すると、そこには美深町の生産者の名が… 北海道 北部の美深から、藻岩山まではるばる羊乳を運んでいるんですね。ってことで、かれこれ7-8年足を運んでいない美深に、私自身 久々に行ってみたくなりました。 (2004年5月撮影)
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