― 「街と鉄道」で扱えなかった北海道の名所 ―

- これまでに撮りためた道内の写真より -





摩周湖






 摩周湖と言うと、多くの人は何をイメージするのでしょうか? お約束の回答をすれば、「霧の摩周湖」という歌になるのでしょうが、さすがに「♪霧の摩周湖」ではこの場で話が広がらないので、ここでは私のたわいもない思い出話でも書いてみましょうか。

 上の写真、右下に撮影した日付が入っているのですぐにわかりますが、1997年に訪れた時のものですね。思い出すと、この日、その前に美幌峠から屈斜路湖を眺め、その足で摩周湖に向かったのでした。そして撮影地点は、湖中央にあるカムイシュ島の見える角度からして、間違いなく湖南西側にある第1展望台から撮影しています。
 この日、上の写真を撮影した後の私は、少しお腹がすいたのでレストハウスで軽食をとりました。
 軽食後、「さあ、もう少し撮影するか」と席を立ち再び展望台に向かうも、既に摩周湖の姿は無し…
 ここの霧は、本当に気まぐれで、また、深いんですね。しかし、これも人生。機を逃すとこうなる、の典型ですが、私はこの地を趣味で訪れているわけで、あんまり無理をするものではないですよね…



(1997年10月撮影)




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