国鉄興浜南線

【オホーツク沿岸を走る】

興部駅から浜頓別駅を目指し、南側の興部から敷設がはじまった、興浜南線。しかし、浜頓別までつなぐという夢物語は、万人の予想通り、果されることなく終わりました。1985(S60)年、興浜南線・興部～雄武間は、ひっそりと消えていきました。

今回は、私が興部駅跡のバスターミナルをうろついていた時、雄武行興浜南線代替バスがやってきたのを縁に、興部から雄武を目指すことにしました。

【沢木にて】

オホーツクを一望する日ノ出岬への玄関口、興浜南線沢木駅跡。

しかし、これでは絵にならない。それならば、日ノ出岬からの沢木集落の眺めをご覧いただきましょう。この日も、天気がとてもよかったですから、こんな風景写真も絵になるというものです。(単に、この日も暑かった、という皮肉の意味もある)

日ノ出岬より沢木集落を望む

【共栄まで行くと】

共栄付近からのオホーツク

興浜南線は、「廃線跡を追う」という面からは、あまり面白い路線ではない。
それならば、駅のあった共栄付近からも、オホーツクの眺めを見ていただく方がずっといいですね。

【そして雄武へ】

そして現代の興浜南線も入ってくる雄武バスターミナル付近は、多くのツーリング途中の休憩中のライダーとスーパーの買い物客で賑わっていました…
もうこれ以上、何もないので、すぐに次のコーナーへ行きましょう。

雄武バスターミナル

「国鉄美幸線」へ進む

「道央'99」へ戻る