JR深名線

【はじめに】

今回の道北の旅において、どうしても来たかった場所の一つが、
「朱鞠内湖」(雨竜ダム)
でした。朱鞠内湖は、国内最大の面積を誇る人造湖です。このページをお読み頂いている方の中で、稚内行きの飛行機を利用されたことがある方なら、機内から見える朱鞠内湖の大きさを実感されていることでしょう。

私が、「街と鉄道」を語る上で、ダムに関する話題は欠かせません。「街と鉄道」のホームページの中で、大きな比重を占めるJR飯田線。飯田線は、天竜川に建設された佐久間ダムにより大きな影響を受けました。

しかし、ダムと言っても、電力利用目的の佐久間ダムと農業利用目的の朱鞠内湖では、同列の比較はできないかもしれません。それでも私は、国内最大のダム、朱鞠内湖を見ておく必要がある。そう考えて、朱鞠内にやって来ました。

朱鞠内、と聞くと、鉄道ファンの方は、平成7年に廃止となった
JR深名線
を思い出すのでしょう。かく言う私も鉄道ファンの端くれです。ですから、
「ま、朱鞠内駅跡にでも寄ってくるか。別に、深名線の話をホームページにupするつもりはないけど…」
てな気持ちで、JR深名線・朱鞠内駅跡に向かいました。

しかし、ぶらりと入った、朱鞠内駅跡前の商店。ここで聞いた、店のおじいちゃんの言葉。このおじいちゃんの言葉は、何故か非常に印象深いものになりました。この時点で、私の気持ちは変わりました。
「朱鞠内の話だけでも、『街と鉄道』の記事にしてみよう。」

朱鞠内駅跡で