愛媛県宇和町(現西予市)

肱川源流の街

　【JR予讃線卯之町駅へ】

　毎度主張していますが、痩せても枯れても「街と鉄道」、鉄道の駅が徒歩圏内にあれば、そこには顔を出します。(本当は「切符買って乗れよ」なのでしょうが…)

JR予讃線卯之町駅

　駅舎の中に入って気がついたこと。それは、掲示されていた時刻表の中に占める"特急"の割合でした。これは四国だけでなく、北海道でもどこでも感じることですが、「これだけ特急ばかりで、普通列車の運行本数が少ないと、地元の人たちに親切な設定ではないよな」…
　これ以上、この件で何かを書くのは失礼でしょうから、ここでおしまい。駅構内を覗いてみましょう。

アンパンマン塗装のJR四国2000系気動車

　あはは。アンパンマンですね。アンパンマンの作者として知られるやなせたかし氏は高知県出身ということで、JR四国の車輌、いや四国内ではある頻度でアンパンマンを見かけます。まぁ、こういうのはいいんじゃないですか。アンパンマンは可愛らしいし、かれこれ30年以上もの間、消えることなく人気を保ち続けているわけですからね。

JR四国2000系気動車、宇和島駅方面を目指す

　実際に、旧宇和町に来てみて良かったですね。このページの上にも掲載している小原自家製の地図でわかるように、これだけ海が近いにも関わらず、肱川上流の街・旧宇和町。だからこそ標高が高く、また、地形も厳しく、ということから、旧宇和町で迎えた朝は2日とも、市街地は濃い霧に包まれました。この「霧」も、旧宇和町の代名詞のようですね。
　宿のご主人からは、「またぜひお願いします」との言葉を受けました。もちろん、ここは私の居住地から考えてなかなか足を向けられない地域ではありますが、この街に好印象を受けたこと、それだけは改めて書いておきます。　いいですね、旧宇和町卯之町。

中町の町並みの夕暮れ(前述した酒造の前です)

おまけ：法華津峠を越え、宇和島も覗いてきました