富内線

― 鵡川～日高町 ―

【鵡川、そして沙流川流域を走った富内線】

全盛期、日高本線・鵡川駅から鵡川沿いをさかのぼり、途中で沙流川沿いに線路を移して内陸を目指した富内線。
どのようなテーマを持って、富内線の話を進めるかのアイディアは無いのですが、沿線で多くの写真を撮ったので、「十勝・日高2000」の物語に入れましょう。富内線の終着駅は、日高町駅だったのですから。

【鵡川駅】

鵡川駅

その全盛期、日高本線・鵡川駅から分岐していた富内線。
ここも廃線跡沿線は、鉄道関連施設が多いようなので楽しみです。

春日駅を目指した線路跡

駅名標などが残っているはずの春日駅。しかし春日駅の1km以上手前までは、道路工事により線路跡は跡形もなくなっていました。しかし春日駅が近づくと、右上写真に示すような単線規格の未舗装道路が現れました。そして、春日駅跡では、まだ駅名標その他一式が私を待っていました。

駅名標その他が残る、春日駅跡

今回の富内線廃線跡の旅では、全駅を追うだけの時間はないし、少しお腹がすいてきた。
そこで、栄駅跡前にあるホルモン屋にて昼食を摂りました。その栄駅跡は、鉄道時代の雰囲気をわずかながらも感じさせてくれました。

栄駅跡付近にて

いい感じの栄駅跡。そして、富内線に沿う鵡川は、前日まで大雨だったことを物語る色をしていました。

栄駅跡付近の鵡川の流れ