種子島を発ち、自宅へ

　【種子島を発ち、自宅へ。しかしこの日も悪天候で一筋縄には行きませんでした】

　今回の種子島の旅の最終日もとんでもない降り方の雨。

島の足。大和バス

　この日の当初の予定は、朝の段階で種子島空港まで島の公共交通・大和バスを利用。空港で車を借り、種子島島内を夕方までのんびり車でめぐり、夕方の鹿児島行き飛行機に搭乗、鹿児島で中部国際行きに乗り継ぐ、でした。
　空港だけでなく、西之表市街地にもトヨタレンタリースがあり、実際、既に一度西之表市街で車を借りていたのですが、種子島のトヨタレンタリースは「乗捨て不可」ルールの為、最後に空港で車を返す形にするには空港まで自力で移動して、空港で車を借り出さないといけなかった。しかしそれにより、島の公共交通に乗車する楽しみも作れるわけで、これはこれで楽しもうと思っていました。

　しかし…

　この日の朝もとんでもないレベルの雨。ホテルを出てバス停に行く徒歩移動だけで、ずぶ濡れになるほどの雨。バス乗車、空港へ向かう道中、道路が至るところで冠水。そりゃ直感しますよね。
　「こりゃ、飛行機飛ばないぞ…」　空港に到着。案の定、1日5往復の鹿児島便の第1,2便は欠航が決定。その後の便もどうなるか不明。すぐに高速船会社の電話案内に問い合わせると、「船は動いている」の回答。
　すぐに決断。本当に飛ぶのかわからないこの日の種子島発便の利用を断念。さっき乗ってきた大和バスで西之表港まで引き返し、高速船で鹿児島空港を目指すことに変更しました。

　11時台の西之表発鹿児島港行きの便に乗船できることになりました。朝から大和バスで空港まで往復。無駄な動き・出費だった、とも言えますが、"あの"冠水状態を自分の目で見ることが出来たわけで、良い経験にはなったかな。そう思うようにします。

　高速船は相応に順調でした。それでも、まだ鹿児島港に到着しただけ。鹿児島空港から鹿児島中央駅。そして中央駅から鹿児島空港へ。結構な距離のバス移動が残っており、既に疲労を感じ始めた中、普段と違って大した寄り道もせずに鹿児島空港まで一気に移動しました。これで良かった、これで已む無しだったと思っています。

　今回は何ともお天気に恵まれませんでしたが、6月の旅行である以上、この程度のリスクはあります。しかし、このリスクがあるからこそ、楽しい旅行にもなるんですよね。

道中、鹿児島中央駅前にて

道中、鹿児島中央駅前にて

　今回はこれで完とします

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