西之表市街 (種子島北部)

　【飛行機利用で到着した種子島。4泊した宿のある西之表市街へと向かいました】

　種子島へ向かう数日前からこまめに天気予報をチェック。「例年、私の6月梅雨どき旅行は、不思議にも天候にそれほど悩まされずに済んできたが、今年はさすがに厳しいかな？」と覚悟しないといけない予報になっていました。
　そして、種子島へ向けて出発。中部国際⇒鹿児島の飛行機は昨年、JALが昨今の情勢によって便を廃止。ANAのみの設定となってしまった。鹿児島⇒種子島、等の離島行き便は軒並みJAL系列の為、本当は中部国際からJALを選択したいのに、それが出来なくなった現実。飛行機を乗継ぐ時は、同じ系列便を選ぶのが鉄則。最初の飛行機が少々遅延しても、同系列ならある程度融通が利く(もちろん"ある程度"ですが)。よって、選択肢無しに中部国際からANAの鹿児島行きに搭乗。鹿児島までは順調に到着するも、鹿児島空港内では「視界不良の為、各便は鹿児島空港へ引き返す可能性もある」の放送の連続。それでも「何とかなるでしょ」と楽観視の私。そして楽観していた通り、種子島空港に着陸出来た、私を乗せた飛行機。それにしても、約40人乗りのSAAB製のプロペラ機。ああいう天候下だと、相当な、怖さを感じるレベルの揺れになるんですね。まぁ、小型機は一般的に天候が悪いと揺れが大きくなるし、揺れても安全、との機内放送は常になされるのですが、やっぱり怖いよね。皆様はいかがですか？

　なんとか、私は種子島空港に到着できました。ふーっ。

　種子島空港到着。SAAB製プロペラ機

　種子島空港到着後、しばしの休憩。種子島空港を発着する便は、鹿児島空港との5往復。他の設定は無し。しかし、空港と種子島北部、種子島の中心都市・西之表を結ぶ空港バスは1日4往復。どういうことかと言えば、飛行機の第2便と第3便の到着、出発の間の時間が短い為、空港バスは飛行機の第2,3便の客をまとめて乗車させようということなのです。こういうのも、離島ではやむをえないのでしょう。鹿児島発種子島行き飛行機の第2便を利用した私は、種子島空港で、西之表方面へ向かう次の空港バス乗車の為、飛行機第3便を待たざるを得なかった。しかし、昼食休憩を取るにちょうど良いレベルの待ち時間。これもまぁ"島時間"。良しとしましょう。って、空港レストランの日替りランチの安さと美味しさには驚かされましたから、この待ち時間は私にとって貴重なものとなりました。素朴な、素敵な、美味しいホクホクのランチでした。

　ランチも終わり、そろそろ西之表行きのバスの時間が迫ってきました。さぁ、バスに乗りに行きましょう。ホームページ「街と鉄道」は、こういう時に公共バスを利用することに毎度こだわります。ただ、結局乗客が私1人だったことには大いに不安を感じましたね…

種子島空港にて。島の公共交通・大和バス

バスで西之表の宿に到着