田口鉄道〜設楽森林鉄道 2005追記

【2005追記2・設楽森林鉄道】

 今回、「街と鉄道」で田口鉄道関連の記事を改訂する上で、1997年の田口鉄道関連の記事公開以降に私自身が撮影した写真を整理しました。
 予想以上に写真が少なかったですが、その中から、森林鉄道地域にこだわり、ここで写真を公開したいと思います。



【田口森林鉄道・本谷線】

 あまり期待しないで下さい。今から公開する写真は、単に私が本谷線跡の東海自然歩道を歩いた時の写真であり、森林鉄道の遺構として新規に見て頂きたいものはまったくありません。申し訳ありませんがお付き合い下さい。


本谷線跡の東海自然歩道でのお約束写真、大名倉集落手前の切通し



大名倉の集落からさらに進むと現れる、森林鉄道を紹介する看板



かつて目にすることが出来た、見事な木組の橋脚も既に倒壊



 あまり触れたくない話題ですが、設楽ダム建設予定地にまともに入っている、この地域の田口鉄道〜田口森林鉄道廃線跡。
 ここまでにごらん頂いた多くの「見ると哀しくなる」写真は、『ダム建設で近々沈むことにより、維持しようという考えすらおこしてもらえず、早く壊れてくれるのを待っている』としか思えません。本当に哀しいですが、我々の力ではどうにもなりません。






【田峯森林鉄道】

 今回2005年の記事改訂の最後になりますが、田峯の森林鉄道についてもせっかくですからわずかながらも扱いたいと思います。

 ご覧頂くのは、田峯駅に接続していた田峯森林鉄道の、田峯駅裏に残る森林鉄道トンネルです。
 1997年当時、このトンネルは ただの「物置」でした。それが…



1997年当時の田峯駅裏の森林鉄道トンネル



2005年、田峯駅裏の森林鉄道トンネル、きれいになりました



 きれいに整備された田峯の森林鉄道トンネル。整備された理由は「田峯自然歩道」という形でのもの。きれいになるは、内部を歩けるようになるは、で嬉しいですね。



田峯駅裏、自然歩道として整備された森林鉄道トンネルの内部







[あとがき]

 ずいぶんと更新に時間がかかりましたが、2005年秋、なんとか、田口鉄道〜設楽森林鉄道の更新にこぎつけました。また、機会があれば記事を更新したいと思います。よろしくお願いいたします。
 そして、今回記事を更新する上で、きっかけの1つを作って下さった櫻井淳さんに感謝します。ありがとうございました。



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