 【浦郷から魔天崖へ移動。通天橋へ向けて 国賀海岸を静かに歩く】 赤壁観光を終え、浦郷港で解散となり、私はその浦郷ですぐに昼食。昼食を終えるとすぐに港前に停まっていたタクシーに乗車、魔天崖の駐車場へと向かいました。魔天崖に向かうバス路線設定は無く、浦郷港から魔天崖まで歩くとするとおそらく1時間強。この日私に残されていた時間を考えると、ここはタクシー利用以外に選択肢がありませんでした。 浦郷港からおよそ1500円、魔天崖駐車場にタクシーが到着しました。
魔天崖の入口
魔天崖の入口に着いて感じたこと。それは「本当に静かだ」。午前中、観光バスで通天橋に連れてこられた時にその場で決めた、魔天崖→通天橋を歩くプランは成功だ。これから2時間弱、じっくりこの地を楽しみたい、と思いました。 本当に静か、しかし、何かいますね… 魔天崖に放牧されていた牛さん 
放牧された 牛さんです。そして、牛さんだけでなく、同じく放牧された 馬さんの姿もありました。 牛さん、馬さんのすぐ脇を抜けると、魔天崖からの展望があります。  標高257mの魔天崖上からの展望。崖の上から見下ろす眺めは、なんとも迫力がありました。これだけの凄い眺めをじっくり見ないのは損ですから、じっくりと、しかし通天橋のバス停には狙った時刻に確実に到着することは忘れないように、ここで時間を使いました。  この先、ずっとずっと坂を下ります。 放牧牛・馬 の 管理・保護用柵の扉を開け、通天橋へとつながる遊歩道に入りました。もちろん、管理・保護用柵の扉を閉め忘れないよう、きちんと確認した後、遊歩道を下り始めました。 放牧エリアの中に設定されている遊歩道である為、馬さんや牛さんのすぐ脇を歩いていく必要がありますが、牛さん馬さんの姿、そして複雑な地形を一緒に感じ取れるこの遊歩道は、なかなか素敵です。  かなり標高を下げました。ここで一度、魔天崖を見上げてみました。すると…  馬さんが一頭 横たわっている。「寝ているんだよね…」 あまり近づくのは怖いので、上の写真で撮影した距離からこの馬の様子を見ていると、他の一頭が、寝ていたこの馬の腹をつついて起こし、その足でそのまま私のほうにゆっくり近づいてきました。あらら、私は怒られてしまったようです。私が寝ていた馬にちょっかいを出したわけではなかった為、馬さん(もしかすると親馬?)は私に対して、「近づいてのちょっとした威嚇(声を上げることは無し)」だけしかしてきませんでしたが、こういう場所では行動に気をつけないといけませんね。 そして更に遊歩道を下り、今度は牛さんの間を通り抜け、しかも今度は牛さんの1m脇を通り抜けざるを得なかった為、気をつけて歩き、魔天崖の高さ、迫力を感じ取れる展望地へと到着しました。  改めて、この魔天崖を展望する場所に立ってみると、魔天崖がいかに切り立っているかが理解でき、上側から見下ろしたのとは異なる その迫力を再認識できました。 ここで魔天崖をずいぶん長い間見続けましたが、そろそろ出発です。ここからも一気の下りであり、下りきると、通天橋・観音岩展望エリアに到着です。    ちょうどよい時間になりました。最後は国賀バス停のある駐車場へと一登り。そして定刻通りにバスが到着。2008年6月の 私の隠岐の旅は終わりました。 国賀バス停からの移動も、別府港〜七類港〜米子空港〜中部空港… と大変な行程だったのですが、「街と鉄道・隠岐」のコーナーはここ、国賀海岸で終わりとします。ありがとうございました。 |
へ戻る