根室2003秋 (北海道)
【春国岱】
春国岱の玄関口
オホーツクと風蓮湖の間にのびる砂丘、春国岱。この地へ来る、この地で半日以上、普段の生活とは違う時間の流れの中で私はのんびりしたかった。こういう風景の中に身を置くことは、ベッドの上で寝ているよりも疲れを吹き飛ばすのに効果がある、少なくとも私には効果がある。だからこそ、今回の私には「根室に行く」ことイコール、「春国岱へ行く」ことでした。
その春国岱。6年前に私がこの砂丘へ入った時、一つチョンボをやらかしました。レンタカーを国道44号沿いの指定駐車スペースに入れ春国岱の遊歩道へと入った私。歩きながら、気に入ったアングルがあると立ち止まって写真撮影。ちょうど6-7枚撮り終えた時だったでしょうか、36枚撮りのフィルムが終わり自動巻上げが始まりました。「さぁ、新しいフィルムに替えよか」。しかし…
ガ〜ン！ やっちゃいました。リュックの中に、あるはずの新しいフィルムがありませんでした。そう、リュックの中にあるとばかり思っていた新しいフィルムは、"レンタカーのトランクの中"でした。しかしレンタカーまで戻って、もう一度歩きなおすには私は春国岱の奥へと進み過ぎていました。
この時、私はあっさり春国岱から引き上げました。
随分ともったいないことをしたものです。だからこそ、今回、じっくり春国岱を歩くことが目的の根室行きプランを作りました。
春国岱遊歩道
少し雲があり、デジカメのオートモードで適当に写真を撮るのは苦しい状況。確かに右写真はその苦しい状況を感じることができますが、実際歩く人間にとっては写真から感じられるほどには重苦しい雰囲気はありませんでした。ってことは、写真が下手だってことだね(^^;;;;;
春国岱・第二砂丘
第二砂丘まで進んできましたが、静かで人っ子一人見ない。ただ、人間だけでなく、期待していた丹頂鶴まで目にすることができなかったのは想定外でした…
春国岱・第二砂丘
春国岱、さらに奥へ進む