壱岐に行き、粋に楽しみました

(開き直って) ダジャレだよ、ダジャレ！

　【壱岐最終日。帰りの船は芦辺港発の便。芦辺への移動は公共バス利用です】

　粋に楽しむ、今回の壱岐の旅の最終日。私が、壱岐から博多港へ向かう船として選んだのは、到着時に利用、そして、宿泊したホテルから徒歩圏内の郷ノ浦港発の便ではなく、芦辺港発の便。これは、間違えたわけでも、郷ノ浦～芦辺が公共バス利用で約30分ほどかかることも、予めわかった上での選択。やっぱり、離島では公共バスを利用しないとね。これが、「街と鉄道」の信念です。

　郷ノ浦の朝。　芦辺方面行き公共バスの待ち時間にて

　バスの便数は、島のバスとしては、まあまあ立派な本数。それほどの不自由もなくバス乗車。30分ほどで、芦辺港に到着しました。

芦辺港フェリーターミナル前、少弐資時の像

　芦辺港到着。まだ帰りの船の時間まで4時間半以上。しかしこれも予定の行動。芦辺港フェリーターミナルのコインロッカーに、芦辺港周辺散策には不要な荷物を詰め込み、周辺を歩きに行きます。

　で、フェリーターミナル前、まず目にするのは、少弐資時の像。「元寇・弘安の役」で、弱冠19歳ながら一軍の将として戦いに挑んだ少弐資時。元寇も、島の重要な歴史　です。

　さあ、徒歩15分ほどの場所にある、少弐公園へ向かいましょう。誰を祀る場所なのか、わかりますよね。

壱岐神社

壱岐神社展望台から見る、少弐公園～竜神崎

対馬から壱岐芦辺経由で博多港へ向かうフェリー。
ジェットと比べ、所要時間はかかりますが、
遅い船には"味"がありますよね…

壱岐神社～少弐公園、　元寇の碇石

壱岐神社展望台から見る、少弐公園～竜神崎

壱岐芦辺への寄港を終え、博多港へ向かうフェリー

　少弐公園周辺で過ごした2時間で、元寇の時代を感じることができたとはとても思えませんが、私にとっては十分に、粋な時間　でした。
　　(本当は少弐公園周辺の割烹料理屋でお昼から豪勢に行きたかったのですが、「ごめんなさい、今日は法事が入っていて…」)

博多港から芦辺港へ入ろうとしていたジェットフェリー

　芦辺のフェリーターミナルへ戻る道中、ジェットフェリーの姿を目にしました。このジェットフェリーは、この時間から対馬へと向かい、今度は対馬から芦辺経由で博多港へと向かう船です。そう、この後、私が博多港へ戻る為に実際に乗船することになる船です。ということで、この船が対馬へ行っている間に、私はお昼ごはん。昼からの割烹は断念となりましたが、港まで戻った私は、結局、豪勢に「壱岐牛の最高級ヒレステーキ　と　ビール」。いやぁ、楽しかった、美味しかった。

芦辺港フェリーターミナル

"ヒレステーキ" 後、フェリーを待って、港周辺を　最後の散策

　粋に楽しむべく、壱岐に行きたい、と立てた計画。　綿密に考えていた点と、いい加減極まりなかった点、が混在していた今回の旅でしたが、これはこれで楽しかった。　壱岐は博多港から比較的簡単に行けるので、これからも時々、壱岐に行き、粋に楽しみたい、粋な時間を過ごしたいですね。
　

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